2015年07月20日

さし歯

本日、研究会に参加し、いわゆる「さし歯」の問題性を再認識しました。

さし歯とは、失活歯(血液の循環のない死んだ歯)に金属の芯棒や冠と芯棒が一体となったものを入れた歯やその処置法のことをいいます。

さし歯は、形の崩れた歯の修復法として、一般的に行われる処置法でもあります。
歯の根の中に金属の芯棒を差し込み、その上から冠を被せれば、その冠は脱落せず、機能するからです。

しかし、さし歯が適応となる失活歯は次の二つのことに注意する必要あります。
一つ目は、縦にヒビが入り、割れやしいということです。
二つ目は、失活歯は根の中を無菌にする治療を施しますが、この状態を生涯保つ必要あるということです。

実は、根の中に金属の芯棒を差し込むことが二つのことに、反するのです!

当院は、開業以来、原則「さし歯」という手法は行っていません。
歯の根が縦に割れてしまえば、抜歯より他に手段なく、また歯の根の中が無菌でなくなれば、顎の骨の中に病巣ができるからです。

歯には最善の処置法をいつも考えています。
タグ:さし歯
posted by 院長・宮澤敬治 at 19:18 | ブログ