2015年09月29日

下がった歯(廷出歯)

先日、ある患者さんにご説明したことをかきます。

その患者さんは、下の奥歯が数本なく、他院で製作した部分入れ歯を時々お入れになっているとのことでした。
義歯を時々装着する理由は、食物を噛むためではなく、上の歯が下がるのを防ぐためと伺いました。
実際、上の歯は相方の下の歯がないため数ミリ下がっていました。
義歯を装着すると、粘膜痛くなり食べ物噛むことできないが、無理して下がった
歯を戻そうとしているとのことでした。
歯の矯正で一番困難なことは、下がってしまった歯を元に戻すことで、害なくこの処置することは、臨床上ほぼ不可能です。
また、噛みあわせの悪い義歯を装置着することは、義歯の粘膜をいため、酷くなると粘膜下の骨まで炎症してしまいます。
このため、患者さんには現在使用中の義歯はそのまま使用しないことをお勧めしました。
また、下がりつつある上の歯についてもよい対処法あることお伝えし、説明終えました。
posted by 院長・宮澤敬治 at 17:30 | ブログ